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東京情報大学の学費に関する考え方について


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  2020年4月27日
更新2020年6月11日
東京情報大学長 鈴木昌治
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、世界中がこれまで経験したことのない不安に包まれています。様々な困難に遭われ苦しんでおられる方々、そのご家族、関係者の方々に心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の緊急事態宣言が継続する中、東京情報大学は5月11日(月)からインターネットを利用した遠隔授業を始めました。原則、前期中は対面授業を行わず、すべての授業は遠隔授業で実施することを決めています。キャンパスに集い、友と語らい、教員から直接に指導を受けることを心待ちにしていた皆さんを思うと、胸が痛みますが、学生、教職員の生命、健康、安全を第一に考え、決断しました。

授業は始まりましたが、キャンパスは立ち入り禁止を継続しており、図書館などの施設も利用できない状態が続いています。このような状況下にあるため、授業料や整備拡充費などへの質問が寄せられています。そこで、大学としての考え方をお伝えしたいと思います。

授業料、整備拡充費、実習演習費などの学生納付金は、年度ごとに納めていただいています。しかし、学生納付金はその年度の“サービス利用料”ではないことを、まず理解していただかなくてはなりません。学生納付金は、学部なら4年、大学院なら2~5年の間の教育に必要とされる総額を年数で分割し納めていただいているものなのです。

整備拡充費は、長期的な資金運用によって、大学の運営に必要な施設の取得・維持費や物件費の支出に充てられています。つまり、キャンパスに現存するすべての建物、教育研究を支える情報機器やインフラ等は、十数年に及ぶ整備拡充費の積立によって整備されています。
ですから、大学施設を利用できない期間の利用料に相当する整備拡充費を減額する、ということにはならないのです。

図書館も閉館中で入館はできませんが、電子ブック、電子ジャーナル、文献データベースなどの電子資料は自宅パソコンからアクセスして利用できるように整備しています。利用方法の詳細は大学HPを参照ください。また、閉館中でも、新刊の学術研究書や日々発行されている新聞各紙の購入を続けています。入館可能となった時に備えて、知の蓄積を進めています。

授業料も同様です。学部であれば、卒業に必要な124単位の総額を、学科によって差はありますがほぼ4等分した額を各年度納めていただいています。

それぞれの授業は、シラバスで示されている学修内容や学修レベルを達成できれば、単位が授与されます。国の認可を受けて教育を提供し、学位を授与する大学としては、どのようなことがあっても、授業による単位の質を下げることは許されません。

このような考えから、本学は、授業料、整備拡充費などの学生納付金の減免は行いません。しかし、使用を禁止している施設があるのに、整備拡充費を負担していただいていることは、学長としても確かに心苦しく思います。とはいえ、キャンパスの閉鎖が解けた時、これまでと同じような教育研究が継続できるよう、諸施設の機能を維持すべくご負担していだだいていることをご理解ください。

ご存知の通り、本学は、遠隔授業実施に伴い、学生のみなさんの通信環境整備の費用などに充ててもらうため、学部の全学生に一律5万円を支給することとし、学生ポータル(J-port)にて受付を行っています。また、世界的な経済活動の停滞によって、経済的困難に見舞われ、学業継続の困難に直面している方もいると思います。本学に限らない全国的な問題であり、日本私立大学連盟などを通じ、国に対し迅速適切な施策の実施を要請しています。

新型コロナウイルス感染拡大の脅威はいまだ予測ができません。今後、本学は学生支援募金を開設して、卒業生をはじめ広く社会へ支援をお願いしていく予定です。みなさんと教職員が一体となって、共に力をあわせ、この難局を乗り越えていきましょう。

ご理解とご協力をお願いします。