グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



卒業生インタビューvol.4 帆足 剛彦さん(1期生)


ホーム >  学生生活 >  在学生&卒業生インタビュー >  卒業生インタビュー >  卒業生インタビューvol.4 帆足 剛彦さん(1期生)

CGは情報の集積。長い作業を経て、精密な作品が生まれる。
株式会社studio picapixcels 代表取締役 帆足剛彦さん
1992年3月卒業

実写に負けない、迫力のある3Dを作る

Q. 帆足さんの現在のお仕事について教えてください。

「宇宙戦艦ヤマト」や「宇宙兄弟」、「寄生獣」などの映画の中で、実物で作るのが難しい造形物を3DCGで描いています。TVドラマの中で登場する昔の建築物など描くこともあり、いわばCG映像における「大道具」の役が私の仕事です。
MayaというCGソフトを使い、本物の物体と遜色のないモデリングをしていくのですが、一つひとつのコマンドは地道で、気が遠くなるような作業が続いていきます。ただ、誰にも負けたくないという思いから、仕事の質を高め続け、やりたい仕事を任せてもらえるように日々後悔の無いように努力をしています。

Q. CGアーティストとしてやりがいを感じる時はどんな時ですか?

帆足さんがモデリングした
宇宙戦艦ヤマトが実物化!

膨大な努力と時間を必要とする仕事ではありますが、完成したモデリングがスクリーンの中で主役に負けないくらい活躍している様子を観るとスーッと心が晴れ、これ以上ない達成感を得ることができます。映画は半永久的に残るものです。自分が作ったものが世の中に残り続けるということは本当に嬉しいことですね。最近は大きくなってきた自分の子どもにも自慢をしています。

憧れの映像の世界への道が見えた4年間

Q.大学時代について教えてください。

右:帆足さん。スーツは本人デザインの作品

仮面ライダーやウルトラマンなどTVの中で動き回るヒーローたちの姿に小さい頃から夢中でした。情報大は、当時一番憧れていたプロ仕様のカメラ、ベータカムが視聴覚室に備わっていて「これは面白い場所だ!」とワクワクして入学しました。在学中から少しでも業界へ近いところへ行きたいと考え、情報大では撮影機材やCG作成ソフトにたくさん触れていました。学外ではスーツアクターというヒーローの着ぐるみの中で演技をするアルバイトにも挑戦。映像表現の仕事を実現する足がかりを得ることができた4年間だったと思います。

Q.情報大のよかったところはどこですか?

私は一期生として入学しましたが、身近に最新機材やコンピュータがある環境は、他の大学にはない情報大の魅力だと思います。今のCGアーティストという仕事も、情報大に入っていなければなっていなかったと思うので、情報大と出会えたことにとても感謝しています。また「情報大卒」という肩書がCGの修行のために渡米した際、ビザの申請で役に立ったのも憶えています。

海外でも負けない仕事を

Q.今後の目標などはありますか?

アカデミー賞では視覚効果賞などはありますが、CGに関する賞はありません。日本はもちろん、世界でもCGに対する認知がさらに広がってくれるといいなと思っています。また、私個人としては海外のレベルと遜色のない仕事をして、人々の度肝を抜くCGを作っていきたいと思っています。