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知能情報システム研究室



近年、急速に進歩している人工知能(AI)技術について、基礎から最新の動向まで専門的に学んでいきます。AIの社会的需要がさらに高まる中、より便利で安全なシステム実現のため、人間とAI技術を共存させた新しいシステムを開発していくことを目的としています。
AI IOT 機械学習 ビッグデータ 画像処理
ロボット プログラミング アルゴリズム サイバー攻撃 etc.

社会に適用し進化していく人工知能

■人工知能が自ら学習する時代に!
自動運転、自律ロボット、囲碁・将棋をするコンピュータ、株の自動売買… …これらはすべて、人工知能(AI)技術によって実現したものです。A Iの研究の大きな特徴は人間の神経回路を基に開発された、「深層学習」に代表される技術の出現にあります。これまでのA Iは、人間が学習をさせた基準に基づいて認識や判断をしていましたが、最新のA Iは自分で学習し、オリジナルの基準をつくって認識・判断することができます。その結果、AIはアメリカのクイズ王に勝利し、囲碁チャンピオンを打ち負かし、1 秒間に何万件という株の売買を行うようになったのです。
■社会に役立つ人工知能を開発
最近話題になっている自動車の自動運転については、メーカー各社が開発に取り組んでおり、実用化も間近です。自動運転が普及すれば、渋滞や事故はなくなり、快適な車社会が訪れるかもしれません。単純労働の大部分はA Iに任せることができると言われている一方で、人間にしかできない大局的な判断やクリエイティブな仕事については、最後まで人間の仕事として残ると考えられています。AIの研究成果の実応用が次々と進み、暮らしやすい社会の実現に大きな期待が寄せられています。知能情報システム研究室でAIを学び、AIを活用した明るい未来の実現について考えてみませんか?
学びの3ポイント
POINT 1
AIの基礎学習と最先端の理解
A Iの基礎を学び、深層学習や自動運転技術、知的な質問応答・意思決定支援システム、人間対A Iの将棋や囲碁対局、シリアスゲームなど最新の動向を理解します。
POINT 2
ハードからソフトまで学ぶ
AIを利用したコンピュータ技術は、ハードウェアを含めたインタフェースが重要。3Dプリンタ、電子回路、センサーを活用し、楽しく快適な情報技術を研究します。
POINT 3
AIが役に立つ応用を考える
発展し続けるA I 技術を活用してどのような問題を解決できるのか、実社会にどう役立てるのかを追究し、A I 技術を応用して人にやさしい社会の実現をめざします。

PIC UP 授業
人工知能a・b
人工知能の基礎と応用を学ぶとともに、深層学習に代表される機械学習についても理解を深めていきます。近年、将棋や囲碁、シリアスゲームでもコンピュータが人間のプロと互角に渡り合うなど、人間の知的な活動分野でのAIの進歩についても触れていきます。
人工知能プログラミング
探索、推論、意思決定、知識表現、強化学習など、ロボットやコンピュータゲームなどで幅広く利用される知的処理と、人工知能のさまざまなアルゴリズムのプログラミングを学びます。さらに、プログラムを実際に動作させ、その効果を検証していきます。
■めざす資格
基本情報技術者
応用情報技術者
など
■めざす進路
ソフトウェア開発者/AIエンジニア
システムエンジニア(SE)/組み込みエンジニア
プロジェクトマネージャ/大学院・研究者
など
■卒業論文テーマ(例)
・自己増殖型自己組織化マップを用いた創発システム
・シューティングゲームへの機械学習の適用
・ディープラーニングを利用したオセロAIの試作・評価
・遺伝的アルゴリズムを用いたごみ処理場ピットクレーンの知能化
・知的エージェントを用いたシステム開発