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ネットワークシステム研究室



ケーブルの配線やサーバーの構築、ネットワーク上のアプリケーションにセキュリティ技術まで、ネットワークの全てを基礎から学びます。専門的な知識や技術だけでなく、“ホワイトハッカー”の精神も身につけていきます。
不正アクセス制御 コンピュータウィルス ネットワークアプリ プログラミング アルゴリズム
ソーシャルネットワーク IOT 情報理論 オンラインゲーム etc.

ハッカーとクラッカー、悪者はどっち?

■ハッキングは不正行為じゃな!?
「ハッキング」と聞くと、コンピュータやサーバなどに不正に侵入する行為をイメージするかもしれませんが、元は「ネットワークシステムをすみずみまで熟知していること」を表す言葉。つまり、「ハッカー」は、ネットワークシステムについて高度な技術と知識を持つ人のことを言います。最近では、悪質なハッカーと区別するために、「ホワイトハッカー」と呼ばれ
ることも多くなりました。
一方、これらのスキルを悪用することを「クラッキング」と言い、悪用する人を「クラッカー」と呼びます。『スターウォーズ』にたとえると、「フォース」がハッキングのスキルで、フォースを平和のために役立てる「ジェダイ」がホワイトハッカー、フォースを征服のために悪用する「シス」がクラッカーといったところでしょうか。
■めざせ、悪と戦うホワイトハッカー!
サイバー犯罪が横行している今。ホワイトハッカーの重要性は日々高まっています。また犯罪手口や攻撃技術を知らなければ、防御法もわかりません。そこでネットワークシステム研究室では、クラッカーになりきってセキュリティの脆弱な模擬サイトを攻撃し、ネットワークに侵入することで攻撃側の手口を知るなどの実践的な演習も行っています。大学で専門的な知識とスキルを身につけ、クラッカーと戦うホワイトハッカーをめざしましょう。
学びの3ポイント
POINT 1
実践型学習でスキルを磨く
講義だけでなく、千葉県警サイバー犯罪対策課とも連携し、実際の最新サイバー犯罪の動向や具体的手法を実践的に学ぶことができます。
POINT 2
自分の手で設計・開発する
ネットワークの通信プロトコル( 規約)を理解するだけでなく、自ら設計・改良する手法も学びつつ、ネットワークアプリケーションの開発を行います。
POINT 3
トラブル解決のベストを学ぶ
実際にネットワークシステムを構築し、安全安心な構築・管理・運用手法、さらに障害対策や防御手法を学び、善良な"ホワイトハッカー"をめざします。

PIC UP 授業
ネットワークプログラミングa・b
ネットワークの歴史や基本技術の理解といった基礎からはじめ、徐々にネットワークシステムで必須となるネットワークプログラミングや通信技術、サーバの仕組み、経路制御、アクセス制御などを学び、演習を通して実際の現場でも役立つ技術力を身につけていきます。
ネットワークセキュリティ論
ネットワークシステムのセキュリティについて、技術的側面から解説します。システムを攻撃者から守るためには、攻撃手法を熟知することが不可欠です。そこで、講義だけではなく、実際に模擬ターゲットのサーバを攻撃する課題にも取り組みます。
■めざす資格
CCENT/CCNA/CCNP
LPIC Level 1 ~3/基本情報技術者
ネットワークスペシャリスト
情報セキュリティスペシャリスト
など
■めざす進路
ネットワークエンジニア/システムエンジニア(SE)
セキュリティエンジニア/(ネットワーク)プログラマ
警察官(サイバー犯罪特捜官)
など
■卒業論文テーマ(例)
・セキュアな公衆無線LANアクセスポイントに関する研究
・OpenSimulator用マネーサーバの構築
・Asteriskによる企業内VoIP環境の構築
・DNS偽装応答を用いたDDoS攻撃回避システム
・局所ネットワーク情報を用いたウイルス蔓延抑制