基礎、臨床、教育・発達の観点から心理学を社会に活かす
心理・教育コースでは、基礎、臨床、教育・発達の3領域を中心に、心理学の基礎から応用実践までを総合的に学びます。
- 人とモノ、人と人・社会の関係を適切に構築するために、心の働きを科学的にとらえるための知識・技術を身につけます
- 教育学、情報技術などの周辺領域と協調することで、臨床、教育から企業の現場にまで幅広い視野を持ち、人の心や人間的成長を大事にする人材を育成します
- 社会の動向や情報を適切に収集し、自分の将来を展望しながら責任ある行動ができる「キャリアデザイン能力」も重視します
情報学をベースにして、基礎系、臨床系、教育・発達系の心理学を学びます。
研究と将来キャリア
基礎系
学び
若年者から高齢者まで、幅広い年齢層を対象とした心理学的知見を学びます。実験やデータ分析を通して、人の認知、感情や行動を理解します。
将来
若年者から高齢者まで、幅広い年齢層を対象とした心理学的知見を学びます。実験やデータ分析を通して、人の認知、感情や行動を理解します。
- 人間のものの見方、考え方、感じ方などを理解するために、認知心理学などの基礎心理学を通じて、人の心の基本的なメカニズムを学びます
- 実験的手法や統計分析によって、目には見えない人の心を客観的にとらえる方法を身につけます
- 統計データの収集や分析能力を身につけることで、社会調査やマーケティングの技術を学びます
将来
- 人の心に関する知識や分析的な視点を、対人関係スキルとして営業職やサービス業、宣伝広告業などで活かします
- マーケティングやアンケートのの調査手法を、企画、設計、開発に活かします
臨床系
学び
精神疾患など心にトラブルを持つ人を支え、癒すために、知識だけでなく実際的な技法を学びます。
将来
精神疾患など心にトラブルを持つ人を支え、癒すために、知識だけでなく実際的な技法を学びます。
- カウンセリングや心理療法の理論を学びます
- 実習を通して、傾聴などのカウンセリングの基礎技術と心理的な援助技法を身につけます
- 性格検査や投映法検査などの心理検査を実際に体験し、各種検査のスキルを獲得します
将来
- 福祉、厚生、教育、司法、矯正、産業などの領域で心理職として支援・援助に携わります
- より高度な専門知識を習得したい場合は、大学院への進学をサポートします
教育・発達系
学び
教育現場に限らず、生まれてから大人になるまでの成長を含め「人の育成」に関する知識や技法を身につけます。
将来
教育現場に限らず、生まれてから大人になるまでの成長を含め「人の育成」に関する知識や技法を身につけます。
- 子どもの発達、人間の成長、キャリアデザイン、情報モラル、学習のメカニズムを理解します
- 人や集団の発達段階や特性に応じた支援や予防的・開発的教育のあり方について学びます
- 心の状態や発達段階を知るアセスメントの技法を身に付けます
- 学校教育など実践現場での実習を通して、専門的な力を養います
将来
- 学校教育現場(同時に「情報」教員免許があると有利です)や子育て支援、企業における人材教育、教育教材開発などで活躍できます