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令和2年度プロジェクト研究報告


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プロジェクト香取

【研究課題名】佐原三菱館の歴史に関する調査(川崎財閥の歴史に関する調査) Phase3
【研究代表者】堂下浩
【研究分担者】井関文一、伊藤幸郎(総合情報学部総合情報学科・特別研究員)、長谷川純平(大学院総合情報学研究科・博士前期課程2年)
【連携先団体】香取市役所生活経済部市民協働課、香取市役所総務企画部企画政策課、香取市教育委員会教育部生涯学習課
【プロジェクトの目的】佐原三菱館の保存修理は2022 年3 月末に完了する予定である。そこで本調査では同館に関わる資料を引き続き収集するとともに、香取市から修復調査で新たに発見された資料も加えながら、これら共有された情報をもとに展示コンテンツを作成することを目的とする。

プロジェクト千葉・四街道

【研究課題名】地域と情報大のヒト・モノ・コトを記憶するWebサイト「ちばActive!」の開発・運用
【研究代表者】河野義広
【研究分担者】布広永示
【連携先団体】四街道市まちづくりプロジェクト実行委員会 四街道市経営企画部シティーセールス推進課
【プロジェクトの目的】本研究では、地域活動を通じた子ども達の主体的な学びの促進を目的とし、地域活動の仕組み作りや課題解決のためのシステム開発に取り組む。これにより、地域活動に参画する地域内外の人々の増加、並びに持続可能な地域活動の実現を目指す。
【研究課題名】千葉市との協働によるプロモーションビデオ制作(シティセールスビデオ制作)
【研究代表者】藤田修平
【研究分担者】浅川順、長山浩基(総合情報学部総合情報学科・3 年)、工藤信一(総合情報学部総合情報学科・3 年)
【連携先団体】千葉市 経済農政局経済部観光プロモーション課国内集客班
【プロジェクトの目的】千葉市観光プロモーション課と東京情報大学の協働で行ってきたシティセースルビデオプロジェクトは千葉市の観光振興と地域活性化を目的として2011 年に始まった。千葉市で開催されるイベントや多様な施設を学生レポーターが紹介し、その魅力を学生の目線で伝えるPR 動画を制作し、YouTube にアップロードするとともに、千葉市のウェブサイト上にすべてのURL をまとめて掲載していただき、そのページは「魅力チャンネル」と名付けられた。(現在もそのページは存続し、リンクをクリックすれば動画を見ることができる)。総制作本数が100 本に到達し、取材対象もほぼ網羅されたことを理由として、2018年度で一旦終了とした。
 それを第一期とすれば、2019 年からは第二期としてウェブ上ではなく、区役所や公民館など人が集まる場所に置かれたモニターなどに、会議やイベントの休憩時間などを使って放映できる動画コンテンツを制作することを目的とした。そのために作品のスタイルも変更し、4K 画質のミラーレスカメラ(Panasonic GH5 など)で撮影し、ドローンや360 度カメラ、GoPro などのアクションカメラを用いるなど、スペクタクル性を重視することとした。今年度は口蹄疫の防止のために出入りを規制してきた乳牛育成牧場が民間資本によって観光牧場ウシノヒロバとして開業することになり、この牧場と富田さとにわ耕園を中心としたエリアのグリーンツーリズムの推進と地域振興のため、PR 動画の制作を行い、若葉区民まつりで発表することとなった。
【研究課題名】地域包括支援センターにおける専門職によるアセスメントの現状把握をふまえた一般住民のためのセルフモニタリングツールの検討
【研究代表者】井坂智子
【研究分担者】市川香織、葛西好美、八代裕美子(四街道市地域包括支援センター・保健師)
【連携先団体】社会福祉法人四街道市社会福祉協議会 四街道市地域包括支援センター
【プロジェクトの目的】本研究の目的は、「基本チェックリスト」を用いて一般介護予防事業者(以下、利用者)の状況を把握する専門職のアセスメントの実態を明らかにし、専門職ならではのアセスメントの過程や判断の根拠を加味したセルフモニタリングツールを作成することである。そして、作成したセルフモニタリングツールが、利用者にとって自らの健康状態を把握し維持できることに寄与するか検証していく過程において地域連携を図るものである。
【研究課題名】中学生の職業体験における大学の研究室訪問 ~千葉市教育委員会と連携で行うキャリア教育の構築~
【研究代表者】原田恵理子
【研究分担者】田邊昭雄、吉武幸恵、鈴木巧(千葉市教育委員会)、勝治雄紀(千葉市教育委員会)
【連携先団体】千葉市 教育委員会事務局学校教育部教育改革推進課
【プロジェクトの目的】職場体験は、時代の変化を理解した職業の創造と選択、キャリア発達の形成を重視した内容が重要になる。しかし、従来の職場体験は、体験先の偏り、体験内容の課題等が指摘され、新たな職場体験の在り方を検討することが急務の課題である。そこで本研究では、職場体験を包括した職業体験活動として、キャリア教育の視点からキャリアプランニング能力に焦点化した職場体験を実施し、その効果の検証を通してプログラム開発に向けた知見を得ることを目的とする。

プロジェクト佐倉

【研究課題名】佐倉市における地域資源の発掘と地図化(希少植物の生育環境の地図化)
【研究代表者】原慶太郎
【研究分担者】富田瑞樹、平山英毅(総合情報学部総合情報学科・博士研究員)、奈良侑樹(大学院総合情報学研究科・博士前期課程2年)
【連携先団体】佐倉市役所環境政策課、佐倉市役所企画政策課
【プロジェクトの目的】地方自治体が地域資源を適切に管理していくためには、それぞれの資源やそれを取り巻く環境要因の分布を示す地図が不可欠である。令和2 年度は、佐倉市における自然資源のうち希少植物の適正な管理を目指して、その生育環境を表現する景観要素図を作成し、管理手法について検討することを目的とする。

地域連携協定を締結する自治体及び社会貢献を目的とする新規に実施する研究プロジェクト

【研究課題名】運転免許返納に至った高齢ドライバーの心理的サポートに関する研究~当事者・家族および免許返納に関わる運転免許センターの警察官の双方の視座から~
【研究代表者】成松玉委
【研究分担者】大山一志、宮野公惠、岸田るみ、藤井博英、堂下浩、柏葉英美(岩手県立大学社会福祉学部・准教授)
【連携先団体】運転免許センター(千葉県警察本部、青森県警察本部、岩手県警察本部、秋田県警察本部、熊本県警察本部)
【プロジェクトの目的】我が国は年々高齢化の一途を辿っているが、同時に高齢ドライバーの増加も招いている。昨今、メディアでは高齢ドライバーによる事故が取り上げられ、高齢者は、その度に周囲から免許返納を強く求められている。しかし、免許返納で生じる心理的変化については置き去りにされたまま免許返納の議論だけが先行している実情にある。本研究では、免許返納にともなう高齢ドライバーの心理的変化を明らかにすると同時に、免許センターで免許返納に携わる警察官の対応内容ついても調査し、その実態を明らかとすることとした。
【研究課題名】衛星リモートセンシングとAI による自然首都・只見町の生態系マップ作成
【研究代表者】原慶太郎
【研究分担者】平山英毅(総合情報学部総合情報学科・博士研究員)
【連携先団体】福島県南会津郡只見町役場 地域創生課ユネスコエコパーク推進係
【プロジェクトの目的】本研究は、只見ユネスコエコパーク(以下、只見BR)と周辺域を対象とした植生図整備に向け、衛星リモートセンシング技術とAI の一つの機械学習技術を用いた手法検討並びに只見町における最新の植生分布現況を表す植生図の作成方法を検討したものである。本年
度は、(1)衛星画像の収集と整備、(2)分類クラスの検討および真値の整備、(3)機械学習技術の応用手法による植生図の試行版の作成をそれぞれ実施した。

先端的分野探索のための研究

【研究課題名】企業・団体の認知症サポーターによる一人暮らし高齢者の認知的フレイルの早期発見と介入に向けた支援
【研究代表者】宮野公惠
【研究分担者】大山一志、成松玉委、岸田るみ、藤井博英、柏葉英美(岩手県立大学社会福祉学部・准教授)
【プロジェクトの目的】一人暮らし高齢者に対する認知的フレイルの早期発見と介入に必要な要素を抽出することを目的とする。そこで、既に地域全体の取組みとして認知的フレイル予防に向けた支援を実施している自治体にインタビュー調査を行う。その要素を基盤として、地域に密着して働く企業・団体の認知症サポーターが、それぞれの職種の特徴を活かしながら認知的フレイルの早期発見や適切な介入に結び付けたい。

戦略的な研究領域探索のための研究

【研究課題名】情報教育システムのためのクラウドを活用した対話型評価環境の整備に向けた調査及び研究開発
【研究代表者】村上洋一
【研究分担者】布広永示、永井保夫、井関文一、花田真樹、朴 鍾杰、マッキン・ケネスジェームス
【プロジェクトの目的】本研究では、受動的な講義のなかに実践的な演習を取り入れるために、ウェブブラウザ上で動作する対話型評価環境(Read-Eval-Print-Loop;REPL)をサーバに実装し、数理・データ科学・AIのための教育基盤システムを整備する。またユーザの理解度に応じた教育指導を行うために、ユーザの実行履歴データをリアルタイムに収集するシステムの開発を検討する。