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ホーム  > 研究活動  > KEVIN'S VOICE  > パワースポット【海外編 2013/8/22】


パワースポット【海外編 2013/8/22】

ケビン先生は、毎月1回「月刊 千葉ニュータウン」という新聞にコラムが掲載されています。
今回はその新聞記事を紹介します!


皆さんこんにちわー、momoちゃんです。
猛暑が続く中、アイスがおいしい季節ですね!
ここ最近の私の日課は、アイスを毎日1本食べること!
みんなもアイスを食べて涼しくなろー!

というわけで、夏休み編!
それではケビン先生、よろしくお願いします~☆

Hi、、ケビンです。
夏休み真っ只中だね、Boys&Girls 元気かな!?
毎日暑いね~ケビンも暑さでバテバテだよ。

ケビンは8月後半に、集中授業で八甲田山に調査にいってくるよ。
みんなもよい夏休みにするんだね。

グレンダロッポの聖ケビン

クロウタドリはツグミの仲間。
ヨーロッパでは最も普通に見られる鳥の一つ。

今日はアイルランドのパワースポットについてお話するよ。

ケビンゼミでは、日本のパワースポットを研究しているけど、海外にもたくさんあるんだね。
その中でもケビンにとって特別な「グレンダロッポの聖ケビン」を紹介するよ。

ぼくは、ニューヨーク生まれのアメリカ人だけど、元々の先祖はアイルランドとスコットランドから移民してきたケルト系アメリカ人。
ケルトというのは、青銅器時代からヨーロッパに広がった民族で、後にローマ帝国に圧迫されて今はイギリス諸島やフランスの北部だけに残っているんだ。

実はケビンという名前はこの「聖ケビン」からきているんだ。
なのでケビンという名は英語ではなく、アイルランド語なんだね。ぼくの生まれ育ったカトリック教(キリスト教の旧教宗)では、子供が生まれるとその子供に聖人に因んだ名前をつける習慣があるんだね。ケビンは「グレンダロッホの聖ケビン」という聖人に因んでつけられたんだね。

聖ケビンは、6~7世紀アイルランドの首都ダブリンより数十キロ南にあるウイックロー山地で活躍した聖人。5世紀にアイルランドに伝えられたキリスト教は、ケルトのアニミズム的思考を多く吸収して独自のスピリチュアリティをうんだんだね。聖ケビンもこの流れをうけ、日本に修験者のように。森の奥深いところで祈ったり、修業したりしていたんだね。
古の日本人同様、神との対話を自然の中で求めて、動物にもよく心が通じたといわれているんだね。

聖ケビンはグレンダロッホという場所に修道院を作ったが、自分は近くの山の湖のそばに簡単な庵を立ててそこに籠って祈りを続けていたんだね。聖ケビンは618年に他界したが、その後も聖人が愛した自然は守られ、アイルランド全体に森の伐採が進んだ中、グレンダロッホではナラの原生林が今でも見事に残っているんだね。そのこともあってか、 聖ケビンの修道院は霊験の強いパワースポットとして広く知られ、ヨーロッパ中から巡礼者が集まるようになったんだね。

聖ケビンの庵は、鬱蒼たる森の中で、湖を見下ろし美しいスポットにあり、その遺跡は今でもみられるんだね。
古代ケルトにも、古の日本にも森の中を神が宿る場所ととしてみなすネイチャー・スピリチュアリティが栄えていたんだね。

聖ケビンの伝説

聖ケビンの性格を知ることができる愉快な伝説があるよ。
ある日、聖ケビンはいつもどおり森の中で掌を上にあげて祈っていた。
そこに飛んできたクロウタドリは聖人の掌の上に巣を作り始めたが、瞑想のように夢中となっていたケビンは全く気がつかなかった。
ところが夕暮れごろ、ケビンは祈りから覚めると巣はもう半分できていた。
「せっかく作ったから壊すのは可愛そう」と思ったケビンは、ちょっと待つことにした。
その後、巣が完成し卵が雛に孵ったが、ケビンは何日もその場でじっと立ち続けた。
雛にえさを運ぶ親鳥は、毎日甘い木の実をケビンの口に入れてくれた。
やがてついに雛が無事に巣立つ日が来て、ようやくケビンは庵に帰ることができた。
このエピソードが動物にもよく心が通じたという由縁なのかもしれないんだね。
みんなもアイルランドに行くことがあったら、是非「グレンダロッホ」に訪ねてみてね。

see you~

★ケビンイラスト集

聖ケビン

聖ケビンについて