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里山について【2014/6/24】


ホーム >  研究活動 >  KEVIN'S VOICE >  里山について【2014/6/24】

Hi!ケビンです。
ケビンは4月にNHKのBS番組に出演したよ。
スタジオ撮影は実は苦手で、とっても緊張したんだね。
外に出て草花や自然について話しながら歩く、フィールドワークのほうがケビンは得意だね。

今回は、ケビンの研究テーマでもある『里山』について、アルファベットのAからZまで、26のキーワードに分けて、そのトリビアと映像でニッポンが世界に誇る里山の魅力、うんちくを伝える番組だったよ。
ケビンは、その特別ゲストとしてコメントしたんだね。
今日は、出演したテレビでは紹介されてない特別編をみんなに教えちゃうヨ!

里山について

里山という単語は、20年前にはなかったんだね。
京都大学の教授やケビンが使いはじめて定着したんだね。

そもそも里山というのは、人々が長年手を加えてつくりあげてきたものなんだ。(これは国によってかわるよ)
里山の例としては、北海道十勝の放牧地帯や沖縄のサトウキビ畑も里山のひとつなんだよ。
この里山は、日本にしかないのかといったらそうではなくて、海外にもあるんだ。
日本人は、協働文化意識が根底にあるから、ケビンが思う日本人の里山は「景観」なんだ。

この景観は、森・川・竹・畑の全てムダがないんだ。
日本人好みの景観は、小さい違ったものが集まっているのが好きで、きめ細かいんだね。
狭い空間を無駄なく効率よく使うところが影響しているのかもね。
ジグソーパズルというより、パッチワーク、モザイクになっているんだ。

日本の場合は、1年を通して豊かな季節変化を見せてくれるんだ。この素晴らしい変化をつかむには、春夏秋冬といった4つの季節だけではあまりにもざっくりしていて、もったいないんだ。

日本の伝統的な暦は、「七十二候」という1年を5日ずつ、全部で72の期間に細分されるけど、この5日の単位こそ、里山の景観の移り変わりをうまく表すのにちょうどいいんだね。

★ケビンズPoint

(1)森・水がキレイ
日本はとっても恵まれていて、いい具合に混ざり合って良い状態を保っているんだね。

(2)きめ細かい景観
日本は変化が多くて飽きない。
そして限られた場所と違って環境が複雑に交じり合っていて、森・川・竹・畑の全てがムダな場所がない。
これは小さいものが集まって、きめ細かいジグソーパズルというより、パッチワークのモザイクというほうがふさわしいんだね。
これは日本人の潜在的な芸術的センスなんじゃないかな。
狭い空間をムダなく効率よく使うところは、とっても日本人好み。
だからスピリチュアルな景観がいい状態で起こっているんだね。

里山にいる魚

日本の代表的な童謡に「メダカ」と「赤とんぼ」があるね。
その一つの「メダカ」。
今、めだかが少なくなっているんだ。
WHY?

メダカの生息地は、ゆるやかな水路で水がきれいな、餌となるプランクトンが豊富な場所なんだ。
本来、地域性があったんだけど、田んぼの基盤整備によって関東から関西に移行してしまい、交雑してしまったんだ。

メダカは、水草のプランクトンを餌にしていたけど、今やメダカの生息地が減少したんだ。

河川はコンクリート三面張り、農業用水の水路はU字溝に変わり、 水田の整備により水路から田んぼや、田んぼ同士の段差が大きくなり、小川から田んぼの往来が出来なくなったんだ。

そこで、ボウフラを退治するために「カダヤシ(関東以西)」という外来種が増えたんだ。
もしかしたらみんながメダカだと思っているものが、カダヤシだったりするかもしれない。
生態系が変わって、メダカは住めないけど、カダヤシは住める。
メダカ以外にも、サワガニは綺麗なところでないと住めないけど、アメリカザリガニは水が汚くてもOK。
というように、環境の変化とともに順応してきているんだね。

☆プチ情報

日本のシンボルの鳥それは「コウノトリ」「トキ」
実はコウノトリは、とってもギャングなんだ!口ばしも体も大きくて、全然かわいくないんだね。ワハハ
トキのほうがかわいいんだね。実物をみて、ケビンもびっくりしたんだ。

写真は、コウノトリの町で知られる兵庫県豊岡市で行われた、「放鳥式典」の様子 。
実は日本のコウノトリは一度絶滅しているんだ。
その最後のコウノトリが生息していた場所が、兵庫県富岡市だったんだ。
絶滅した後、ロシアから人工繁殖を行い、飼育し、自然に返すことをしているんだ。

よくみかけるカエルやヘビは、なんでアイドル!?にならないんだろう。
それはみんなが親しみがもてるかどうかじゃないかな。

ハイブリッドライフ

聞いたことがあるかな?これは都会的なところで働いて、田舎に住むことをいうんだね。
この発想は日本ならでは。
これは日本人が日本の景観を壊してしまっているから。
景観と関係ない生活を送っていることから、精神的にも社会的にもまいってしまっているんじゃないかな。
景観を生活の一部として生きることがいいんじゃないかな。
take it easy!!!

日本文化の結晶=文化自然遺産♪

本来の里山の姿

日本の里山は、子供達の探検王国だよ。
ケビンも小さい頃から、いたずらをして探検ばかりしていたんだね。
けれども、今の里山には子供達がいない!!
日本は、人・自然環境にやさしい国なんだね。
26年間日本にてあちこち歩き回っているけれども。蜂に刺されたことがないんだね!
これはすごいことなんだよ。アメリカは刺されるよ!

日本は、ウグイス、キリギリス、カエルなどの音からも里山の季節を感じられるよ。
ケビンが好きな音は「竹がぶつかりあう音」だよ。