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本学看護学部の松下博宣教授が、「多職種連携を推進するコラボレーション大全」(単著)を刊行しました。


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 本学看護学部の松下博宣教授が、「多職種連携を推進するコラボレーション大全」(単著)を刊行しました。同著は、松下博宣教授が代表研究者を務める日本学術振興会科学研究費助成「多職種協働チームのヘルスケアサービスの質に対するインパクトの国際的実証研究 」(19K10491)の研究成果をとりまとめたものです。

本書の概要
1章:コラボレーションの実態をデータ化・見える化する
2章:可視化ツールを活用した多職種連携の変革ケーススタディ
3章:コラボレーションの進化史と現代のヘルスケア
4章:コラボレーションをシステミックに推進する変化の方法論
5章:組織行動変容のためのニュー・ヘルスケア・マネジメント体系

松下博宣教授のコメント
「現代社会、とくにヘルスケアの世界ではコラボレーション(協力、協働、連携、チームワーキング、情報共有・・・)なくしては、チーム医療や地域包括ケアシステムなど、一歩も前に進めることはできません。ヘルスケアに限らず、企業、行政、大学も・・・・すべてそうですね。でも、コラボレーションの実態はなかなか目で見ることができず、なにを、どうすればコラボレーションがうまくいくのか、願う成果を得ることができるのか、分かっているようで分からないことのほうが多いのではないでしょうか?
複雑システム科学のレンズから見ると、コラボレーションは、マクロ的事象(組織系)やミクロ的事象(個人系)が絡むメゾ的、相互依存的で複雑なコミュニケーションによって成り立つソフトシステムとして理解することができます。そこで、協力研究者のカナダ・ウェスタン大学看護学研究科のキャロル・オーチャード名誉教授と連携して、多職種連携チーム評価尺度日本語版、コラボレーティブ・リーダーシップ評価尺度日本語版等を開発。そして、日本国内のローカルな共同研究病院から得た膨大な尺度データやテキストデータを分析してきました。専門分野の垣根を越えたチームを創って有意味な文脈でワイワイ・ガヤガヤ(実は、人間ならではの創発特性)やって雑談や議論をすると、面白いことに、しばしばデータは情報、知識、さらには知恵へ姿を変えてゆきます。このような知的刺激、物語性、意味に満ちたポジティブな『場』が、改善、イノベーション、トランスフォーメーションの孵化器となります。
このようなコラボレーションを習慣化している現場はポジティブに変容してゆきます。これらのアクション・リサーチの流れに基づき、サイコメトリクス(計量心理学)、ヘルスケア情報学、システム科学、ポジティブ心理学、リーダーシップ、組織行動、イノベーション、組織学習、心理的安全性、進化論等の学際的な視点から理論構築して、コラボレーション活性化のための方法論を実証的に体系化しました(下図)。

そして、多職種連携&コラボレーションというプラクティカルなテーマに焦点を絞り込み、『実学』の1冊として拙著を日総研出版より上梓させていただきました。同著の刊行は、本学内外の優秀な分担研究者、海外の協力研究者、共同研究病院の皆様との自由闊達、学際的、グローバル、ローカルなコラボレーションの賜物です。深く感謝申し上げます。」

本書の詳細
https://www.nissoken.com/book/1924/index.html