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看護学部森田夏実教授が所属する認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパンが第9回日本医学ジャーナリスト協会賞・満美子賞を受賞しました。


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 森田夏実教授(看護学部)が所属する認定NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン(DIPEx-Japan)のウェブサイト「健康と病いの語りデータベース」と『患者の語りと医療者教育―“映像と言葉”が伝える当事者の経験』(日本看護協会出版会、2019)が「オリジナリティ」「社会へのインパクト」「科学性」「表現力」の選考基準のもと、第9回日本医学ジャーナリスト協会賞「満美子賞」を受賞しました。「満美子賞」は協会幹事だった故・松村満美子さん(腎臓サポート協会理事長、元 NHKアナウンサー)ご寄付の遺志を生かすため、患者本人に貢献する作品に、2年間だけ贈呈される特別な賞です。
 協会理事の大熊由紀子氏は、「エビデンスベイスドメディスン(EBM)とともに、患者の語り(ナラティブ)を体系的に収集・分析するナラティブベイスドメディスン(NBM)の重要さがクローズアップされています。それを、Webの形で誰もが利用できるように活動しているのがこのNPO。「<乳がんの語り><前立腺がんの語り><認知症の語り>など7つのデータベースが公開され、300人を超える患者や家族の語りが、映像・音声・テキストの形で収録されています。病名を最初に知った時に何を考えたか、治療法の選択で信頼できた情報は何かなど、「当事者にしか語れない言葉」が、Webをクリックするだけで、映像と声で流れます。教育的活用の実例を集めた書籍は、医療者教育にも不可欠な存在になっています。」と評しています。
 看護学部でもこれらの語りを使用して患者・家族の理解の学習に活かしています。