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第8回 東京情報大学 高校生ソフトウェアコンテスト 審査結果発表


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第8回東京情報大学高校生ソフトウェアコンテストは、全国から多数のご応募をいただきました。
審査の結果、次のとおりとなりました。

作品部門:プログラミング部門
Web、ケータイ、Flashアニメーション、自作ホームページ、ゲームプログラムなどプログラミングを利用した
オリジナル作品部門

表彰式:2016年3月29日(火曜日)

最優秀賞

Mandarin

神奈川県立川崎工科高等学校
小口 雷さん(2年生)
刈屋 海都さん(1年生)
石澤 芳瑠さん(1年生)


講評:
「みかん」、「かんみ」、「みんか」などの単語を作るカードゲームです。全体的にバランスが良く、非常に高い完成度となっています。ゲームの難易度も適切で、初心者でも快適にプレイすることができます。このようなコンテストでは、マニュアルなどが細かく書かれていない場合も多いのですが、この作品ではマニュアルやアルゴリズムの解説などのドキュメントもしっかり書けており、この点でも高く評価できます。またプログラムのソースコードも綺麗に書けており、技術力も高いことが分かります。元になったゲームが不明ですが、オリジナルのゲームなら発想力も大したものであると思われます。

優秀賞

古今東西将棋

関西学院高等部
中屋 悠資さん(2年生)
原 隆弘さん(1年生)


講評:
iOS用の対人型将棋ソフトウェアです。将棋はスマホ・タブレット用ソフトの題材として非常にマッチしており、その着眼点が評価できます。また、チェスや大将棋(鎌倉時代に普及していた古い将棋)の駒を使えるようにして、ハンデ戦やちょっと変わった将棋を遊べるように工夫されていること、全体の完成度が高いことなどが評価されました。

射的 Function

東京大学教育学部附属中等教育学校
羽田野 湧太さん(1年生)


講評:
多人数で競い合う射的ゲームです。
ゲーム(ステージ)は単調ですが、大人数では盛り上がる要素が十分にあります。作製ノートより、非常によく勉強しているのが分かり、数学の授業で勉強した関数の知識をゲームに応用するというアイディアも素晴らしいと思います。関数の勉強という意味でも、ステージを編集できる機能は非常に良いと思います。残念ながら、こちらではWiiリモコンは動かせなかったのですが、ソースコードを見る限りでは、デバイスの相性が合えば問題なく動作するものと思われます。

ビギナーズ賞

Press(プレス、Presentation Screen Share)

宮城県工業高等学校
小野寺 斗弥さん(2年生)


講評:
Web上で簡単なプレゼンテーション用のスライドを作り、他のユーザと共有することが可能なプレゼンテーション用のツールです。実用的にはまだ機能が足りませんが、アイディア自体は高く評価できます。また、WebブラウザのAPIを使用した実装方法もユニークです。プレゼンテーションを共有するサイトは既に存在しますが、十分な機能を追加すれば、簡易的なプレゼンテーションの共有ツールとして使用可能であると思われます。

TAKE ELEMENT SHOOTER 32

千葉県立一宮商業高等学校
嶋野 雄大さん(1年生)
岸 暉人さん(1年生)


講評:
弾幕系シューティングゲームですが、元素を集めるというコンセプトが一風変わっています。シューティングゲーム部分がそつなく出来ている他、元素に関する解説やバックストーリーなども用意されており、力作になっています。集めた元素を化合させてゲーム内で利用する等、テーマならではの更なる工夫が欲しかったところです。

Bubble Task

福岡市立博多工業高等学校
野津 陸さん(3年生)


講評:
Siv3Dを使用した動きのあるメモ用アプリです。よくあるメモ用のソフトではありますが、ビギナーにしては良くできています。メモのメッセージが入ったバブル(円)が動き回るというアイディアも良いと思います。デスクトップでの動作(バブルがデスクトップ上を動き回る)やバブル自体の動きをもう少し工夫すれば、十分に実用になるのではないかと思われます。

頭の体操

岐阜県立岐阜商業高等学校
松久 美也さん(2年生)


講評:
15パズルと迷路ゲームが入ったソフトです。15パズルは、自動で正解判定してくれるのはもちろん、ユーザが用意した画像を16分割してゲームに利用できるなど、工夫が凝らされていました。迷路ゲームでは、迷路の自動生成が可能であることや迷路脱出までのタイムが表示されるなど、プログラムの完成度が高い点が評価されました。