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「香取市地域連携フォーラム2022」佐原三菱館を建てた川崎財閥を知る~初代・川崎八右衛門の足跡~を開催しました


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東京情報大学・香取市 地域連携フォーラム2022

佐原三菱館を建てた川崎財閥を知る ~初代・川崎八右衛門の足跡~

 本学と香取市は、平成24年度に締結した地域連携協定に基づく研究プロジェクトの成果発表会として、2023年2月16日に東京情報大学・香取市共催による地域連携フォーラム2022『佐原三菱館を建てた川崎財閥を知る~初代・川崎八右衛門の足跡~』を開催しました。

 本フォーラムは、佐原中心市街地のシンボルである「佐原三菱館」の前身である旧川崎銀行佐原支店の歴史を紐解きながら、公開講座を通して、川崎財閥が佐原の経済を重視した理由や、川崎銀行佐原支店が三菱銀行佐原支店となった経緯などを知ることで、香取市民が佐原三菱館の歴史的重要性を理解し、有形文化財の保存について考える機会となりました。
 また、同時に佐原三菱館に関するパネル展示会も開催しました。

 当日は香取市を中心とした市民の方々及び関係者を含め、約100名にご参加いただき、活発な議論が取り交わされました。なお、地域連携フォーラム開式にあたり香取市の伊藤友則市長よりご挨拶の言葉をいただきました。
 先ず第一部の講座として、茨城地方史研究会・会長である久信田喜一氏により「初代・川崎八右衛門を知る」をテーマに初代・川崎八右衛門の生誕から人物像について解説されました。
 続いて第二部のパネルディスカッションでは、初代・川崎八右衛門や茨城・千葉の歴史に詳しい久信田喜一氏(茨城地方史研究会・会長)、佐原三菱館の修復に向けて検討・作業に携わった坂本行広氏(香取市 教育委員会 生涯学習課 文化財班・主幹)と、川崎財閥と川崎銀行の歴史について研究している伊藤幸郎氏(本学・非常勤講師)が参加し、「佐原三菱館の歴史と価値」について、議論が行われました。パネルディスカッションの後半では、来場者から沢山の質問が投げかけられるなど、参加者による佐原三菱館への関心の高さが改めて認識されました。

第一部・講演の様子(講師は、茨城地方史研究会・会長 久信田 喜一氏)

第二部・パネルディスカッションの様子1

第二部・パネルディスカッション様子2

パネル展示会の様子


 今後も東京情報大学は、香取市の地域づくりと市民協働に関わりながら、地域貢献に努めて参ります。併せて、千葉県における地域経済の歴史を考える上で欠かせない川崎銀行についても調査を深めて行く所存です。