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本学に脳性麻痺を抱える長尾さんと長尾さんのお母様が来校され、 看護学部4年生に講演をされました。


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 看護学部四年生のケア論の授業の一環として10月17日(月)に、脳性麻痺当事者の長尾さんとご家族の方が、2名の訪問看護師さんの付き添いのもと、本学に来校され講義・交流会に参加されました。学生は事前学習として、医療的ケアについて学びを深め、当日に臨みました。
 講義・交流会では、お母様がこれまでの思いや悩んだこと、本人の成長の様子や現在の本人の様子などをお話しされました。そして、東北への家族旅行や高校卒業時などで本人が感情を表出した時の様子や現在の生活の様子などの写真も見せていただきました。
 お母様のお話の途中に、ご本人が何か話そうとされていたのも印象的でした。最後に多くの学生と握手をして交流会を終了しました。参加した学生の感想から、重度障害を抱える方への認識が大きく変わったこと、看護ケアについて新たな知見を得たことがわかりました。
 2021年6月に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(以下「医療的ケア児支援法」)が成立し、同年9月18日に施行されました。医療的ケア児の存在は社会的に認知されつつあるものの、まだ十分な体制が整っているとは言えません。今回の学びを生かし、医療的ケア児とその家族への支援についても考えることができました。