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池田 幸代



研究分野
経営学、経営組織論

所属学会
日本経営システム学会
日本ベンチャー学会
実践経営学会
日本経営学会
商品開発・管理学会

e-mail

メールアドレス

所属 情報メディア学系/経営情報研究室 職名 准教授
研究テーマ 企業における組織アイデンティティと競争優位性の獲得

メッセージ

自分の人生は一度しかありません。ですから後になって「私の人生は最高に楽しかった」と言えるように、失敗を恐れず精一杯いろいろなことに挑戦してください。

座右の銘・好きな言葉は?

「自分自身のブランドを築こう」
自分をブランドとしてマネジメントするには、周りの方々の評価 をもとに、自分自身を知り、改善していくことが良いのではないでしょうか。

現在、興味を持っていることは?

近年、企業は顧客の多様化にあわせて、さまざまなブランドを構築しています。こうしたブランドを管理するために、企業がどのような取り組みを行っているか、について興味があります。

研究内容

企業が他社とは異なる独自性を構築しており、それが顧客や取引先に評価され、結果として経済性をもたらすとき、その企業は競争優位性を獲得している状態であるといえます。たとえば、企業の中でもイメージの良い企業やよく知られている企業があります。企業は特定の製品やサービスなどその活動を通じて顧客や関係する取引先に評価されています。それだけでなく、企業の中で働く人々の考えや行動もそうした企業のイメージを生みだす重要な役割を持っています。このように、企業イメージやブランドイメージも競争優位をもたらす源泉の一つとなります。

ところが、社員の引き起こす事件がその会社の評判を落とす場合もあります。ですから、企業は広告や製品など企業が意図的に発信する情報のみによってイメージをコントロールするだけでは十分とはいえません。そのため、組織で働く人々の行動といった、外部から理解しにくい部分からも企業イメージを生み出すための努力が必要となります。その中でも特に注目すべき点は、組織アイデンティティ、あるいは組織文化といった、企業で働く社員が共有する価値や一定の行動パターンです。これらが強く共有されているほど、強い一貫したイメージが生み出されると考えられています。

このように、研究ではいかにして組織で働く人々の意識をひとつにするか、同じ価値観や行動パターンを共有するかという問題について、経営学の中の経営組織論という視点から考えています。

発表・著書等

学会発表・講演など

「企業におけるブランド戦略と組織アイデンティティ」
日本経営学会第76回大会(於:明治大学) 2002年9月6日.

論文・著書など

「企業におけるブランド戦略と組織アイデンティティ」
北海道大学大学院経済学研究科(博士学位論文) 2002

"Leadership in managing and revitalizing brand identity,"
Economic Journal of Hokkaido University , Vol.30, 2001, Graduate School of Economics and Business Administration Hokkaido University, PP.21-45.

学位・研究業績等

 researchmap(外部リンク)