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大城 正典



大城正典

研究分野
  1. オペレーティングシステム
  2. ソフトウェア開発

所属学会
情報処理学会
日本視覚学会

リンクhttp://www.ohshiro.tuis.ac.jp/

e-mail

メールアドレス

所属 情報システム学系/ゲーム・IoT研究室 職名 准教授
研究テーマ 1.オペレーティングシステムの研究・開発
2.オブジェクト指向ソフトウェア開発手法の研究

メッセージ

本学学部の一期生です。気軽に相談に来てください。自分を成長させるために目的意識を持って大学生活を送るようにしましょう。自分には難しく見えることも、学べばそれほど難しくないことが必ずわかってきます。また、単純に見える作業も繰り返さなければ身に付きません。どんな仕事についても人間は常に評価されることになります。大学時代から自分を磨くことを意識して、その方法などを身につけましょう。

座右の銘・好きな言葉は?

想像(imagination)と創造(creation)という言葉が好きです。現代は消費社会と言われますが、消費するより創造・提供することの方が遙かに面白いのです。学生の皆さんには是非、消費する側よりも、発想力豊かに何かを創り出して提供する人々になってもらいたいと思います。

最近の研究のテーマは?

視覚認識についての研究をしています。特に人間が視野内の個々の物体をどのように認識しているかを、心理物理学的実験およびモデルによるシミュレーションなどを実施して検討・検証します。個々の物体を切り出し、離散化する視覚認識過程を明らかにできれば、広く応用できる技術に繋がるでしょう。また,プログラミング環境に関しても、主にオブジェクト指向を用いたプログラミング方法論について研究しています。その他、プログラミングの教育手法は大きなテーマのひとつで、本学の講義・演習や専門誌上の連載記事、書籍などで実践しています。

研究内容

1. オペレーティングシステムの研究・開発

コンピュータを効率よく動かすためには、ハードウェアの基本的な制御を行い、一般のソフトウェアの実行を助けるオペレーティングシステムと呼ばれる基本的なソフトウェアが必要になります。よく用いられるオペレーティングシステムとしては、Microsoft Windows OS、Apple MacOS Xや、LinuxをはじめとするUNIX系のオペレーティングシステムなどがあります。
これら既存のオペレーティングシステムは、既存のシステムとの互換性維持やユーザからの多様な要求へ応えるために、複雑化・肥大化してきており、バグ(プログラム上の誤動作)やセキュリティホールの多発といった問題が起こってきています。
一方で、高速なネットワーク上に多くのコンピュータが常時接続されているという環境が一般化しつつあり、グリッドコンピューティング(多数のコンピュータが協調して大規模な計算を行う)や、ユビキタスコンピューティング(無線で接続された無数の小型コンピュータが協調して生活をサポートしていく)などの技術が注目されています。
こういった現状をふまえ、現在の諸問題を解決し、グリッドコンピューティングやユビキタスコンピューティングなどのサービスを効率よく提供できる新しいオペレーティングシステムを研究・開発しています。

2. オブジェクト指向ソフトウェア開発手法の研究

ソフトウェアの開発思想として、オブジェクト指向という考え方が生まれて30年近くが経ちます。その間、オブジェクト指向の考えを取り入れたオブジェクト指向プログラミング言語が数多く登場し、また、様々な開発手法も提案されてきました。そして、現在でもオブジェクト指向はソフトウェア開発の基本的な考え方であり続けています。
本研究室では、オブジェクト指向の開発手法の研究として、主にオブジェクト指向プログラミング言語の設計、デザインパターンなどのオブジェクト指向による設計手法の研究を行っています。

3. セキュリティデバイスの研究・開発

現在、インターネットだけではなく、実生活においてもいかにセキュリティを高めるかということは重要な課題となっています。例えば、監視カメラ搭載の屋内自動巡回車や、非接触認証装置などは社会でも大いに役立つでしょう。そこで、本研究室では、このようなセキュリティ関連機器を研究・開発します。

発表・著書等

学会発表・講演など

「長期記憶を持ち,非常に希に起こる現象の解析とリスクの推測」(共同研究)
Proceedings of the 11th Symposium Simulation of Traffic Flow 2005 pp. 65-70

Eiji Nunohiro, Kenneth J. Mackin, Masanori Ohshiro, Kazuko Yamasaki,"Self-adjusting programming training support system using genetic algorithm",KES'2005 9th International Conference on Knowledge-Based & Intelligent Information & Engineering Systems. PROCEEDINGS. pp.III 520-525

Masanori Ohshiro, Kenneth J. Mackin, Eiji Nunohiro, Kazuko Yamasaki,"Self-restructuring peer-to-peer network for e-learning", KES'2005 9th International Conference on Knowledge-Based & Intelligent Information & Engineering Systems. PROCEEDINGS, pp.IV 602-6058

Masanori Ohshiro, Satoshi Shioiri & Hirohisa Yaguchi, "Analysis of illusory occlusion using a T-junction detection model",The 2001 International Conference on Electrical, Electronics, Communication and Information. CECI 2001, PROCEEDINGS pp.VI-52-VI-56, 2001

「錯視遮蔽図形のT型接合検出器モデルによる解析」
日本視覚学会2001年冬期研究会(於工学院大学), 2001

「T junction検出器モデルとその遮蔽/透明視図形への適用」 (共同研究)
日本視覚学会 1999年冬期研究会(於工学院大学), 1999

Masanori Ohshiro, Satoshi Shioiri & Hirohisa Yaguchi,"A model of visual segmentation for images with T-junctions", European Conference on Visual Perception Oxford'9, European Conference on Visual Perception Oxford'98 Oxford, England. Perception 27 Supp. ECVP 98., pp.122-123, 1998

「T junctionを手がかりにしたエッジの分離・統合モデル」
日本視覚学会 1998年夏期研究会(於サニーデビレッジ). 1998

「A Model of Local Separation In Depth at T junction」 (共同研究)
International Workshop On Advances in Research on Visual Cognition.(於筑波大学), 1997

「T junctionエッジの局所的分離モデル」 (共同研究)
Optics Japan '97日本光学会学術講演会(於東北工業大学), 1997

「T junctionにおけるエッジ分離モデル」(共同研究)
日本視覚学会 1997年夏期研究会(於サニーデビレッジ), 1997

論文・著書など

「詳説 C++ ANSI-C++ 完全理解 第2版」
C magazine(ソフトバンククリエイティブ)2005

「プログラミングスクール もっとJavaを学ぶ」
C magazine(ソフトバンク)2003.8-2004.4

「プログラミングスクール Javaを学ぶ」
C magazine(ソフトバンク)2002.5-2003.5

「詳説C++ ANSI C++完全理解」
ソフトバンクパブリッシング, 2001

「特集C++プログラマのためのC言語クイックマスター」
C magazine(ソフトバンク社) 2000.5

「Java と C++ によるデザインパターン入門」
C magazine(ソフトバンク)1999.4-1999.11

「デザインパターン入門 開花する新しいオブジェクト指向 プログラミング」(共同執筆)
C magazine(ソフトバンク社) 1998.4-1998.6

「RADユーザのためのプログラミングセオリー入門」
C magazine(ソフトバンク社) 1998.4-1999.3

「C++入門マニュアルC++ネイティブプログラマへの道」
C magazine(ソフトバンク)1997.4-1998.3

「標準C言語入門」
Cマガジン(ソフトバンク)1995.4-1996.3

学位・研究業績等

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