グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



田中 啓介



研究分野
システムゲノム科学

所属学会
日本農芸化学会
環境DNA学会
日本植物分類学会

ホームページ
田中ゼミリンク:https://tnklab.wixsite.com/tanaka-laboratory

e-mail

k3tanaka23@rsch.tuis.ac.jp
所属 データサイエンス学系 / 生命・環境科学研究室 職名 准教授
研究テーマ 次世代シーケンサーを利用したゲノム解析技術の開発と応用

メッセージ

学生時代に培った経験は、その後の活力や武器にもなります。そのためには、何事も「まずは行動してみる」ことが大切です。もちろん、先に進むことばかりが行動ではありません。分からなければ調べてみる、困ったら周囲に相談することも行動のうちです。私も全力で応援しますので、共に頑張りましょう!

好きな言葉

One for All, All for One

研究内容

次世代シーケンサー(NGS)は、1度のランニングでゲノム情報を大量に出力してくれる革新的な装置です。このNGSの登場と更なる機能的向上に伴い、生命科学と情報学がより密接な関係となり、解析技術の面でも多様なアプロ―チが提案されてきました。本研究もまた、NGSを使って「どのようなゲノム解析ができるか?」、「生命のしくみをどのように理解できるか?」を探求するために、以下のような研究テーマを挙げています。

1.Microsatellite capture sequencing(MiCAPs)法の構築と応用
 マイクロサテライトとは、数塩基単位で構成される繰り返し配列領域であり、ゲノム配列中にたくさん存在しています。この領域は、個人や系統を識別することができるDNAマーカーとして利用されるほか、ゲノム不安定性の評価の1つとしても利用されています。本研究では、NGSを使って1度にこの領域を広範に検出できる技術「MiCAPs」を開発し、超効率的なマイクロサテライト解析技術の展開を目指しています。

2.花粉エアロゾルのプロファイリング技術の開発
 DNAメタバーコーディング技術と環境リモートセンシング技術を融合した解析により、大気中に飛散するエアロゾルに含まれる花粉が何の植物に由来するのか、どこから飛散しているのかを推定するシステム開発に取り組んでいます。

その他にも、NGSを利用して植物の無性生殖メカニズムの解明や伝統野菜のゲノム解読等も行っています。

学位・研究業績等

 researchmap(外部リンク)