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宇田川教授(総合情報学科)がソフトウェア工学分野の国際会議でBest Paper賞を受賞しました。


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 米国の国際学術団体 “International Academy, Research, and Industry Association” (IARIA) が主催したThe Ninth International Conference on Advances and Trends in Software Engineering (SOFTENG 2023, 4月24-28日、イタリア・ベネチア市) の発表論文審査の結果、宇田川佳久教授(総合情報学科)がベストペーパー賞を受賞しました。今回の受賞はソフトウエア・エンジニアリング部門での受賞であり、昨年度のデータ・サイエンス部門に続き2部門での受賞となりました。
 論文タイトルは「Lightweight Sample Code Recommendation System to Support Programming Education (プログラミング教育支援のための軽量サンプルコード推薦システム)」で、Javaで書かれたサンプルプログラムの集まりから、プログラミングのテーマを自動的に生成・分類し、参考になるプログラムを推奨するシステムに関するものです。テーマの生成・分類は、データ・サイエンスで開発された「極大頻出アイテム集合」アルゴリズムを改良し、見落としのない最適な分類を全自動で行うことが特徴です。この方法は、サンプルプログラムを集めるだけで有用なサンプルプログラムを推奨できるため、プログラミング教育への適用が期待されます。また、生成系AIであるChatGPTによるプログラム推奨とのアプローチの違いについても論じています。