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山内 英樹准教授(看護学科)が日本看護科学学会学術集会にて最優秀演題口頭発表賞を受賞しました。


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2023年12月9日(土)、10日(日)に下関市で行われた第43回 日本看護科学学会学術集会にて、
看護学科 山内 英樹准教授が最優秀演題口頭発表賞を受賞しました。


山内准教授は集中ケア認定看護師としての臨床経験から、
集中治療室における患者や看護師のメンタルヘルスをテーマとした研究に取り組んでいます。

演題名
「集中治療室の看護師が抱くMoral Distressの様相と対処方略」

発表者名
山内 英樹(東京情報大学看護学部)、上野 恭子(順天堂大学大学院医療看護学研究科)

発表の概要
モラル・ディストレス(Moral Distress)は、看護師のネガティブな体験として看護に対するモチベーションの低下や離職、看護の質低下につながることから、組織的なメンタルヘルスの支援策の必要性がある一方で、看護師自身の成長につながるポジティブな側面もあることが明らかとなりました。本研究では、重症患者を対象とする集中治療室において、看護師がメンタルヘルスの問題を予防し、看護の専門性を発揮するために必要な支援策や組織的なサポート体制の構築の必要性を示唆しています。

※モラル・ディストレス(Moral Distress)とは
看護師個人が患者にとって何をすべきかがわかっていながら、制度上や組織の制約により、正しいと考える行為ができない場合に抱く心理的苦悩