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数理情報研究室



世の中には膨大な情報が眠っています。例えばコンビニで買い物をするだけでも、P O Sデータという情報がストックされているのです。こうした「ビッグデータ」と呼ばれる複雑なデータを、ソフトウェアを使って分析し、わかりやすく可視化することで、データの背後に潜む世界を明らかにします。
ビッグデータ ネットワーク科学 可視化 データサイエンス 統計学
プログラミング ソーシャルネットワーク マーケティング データ分析 etc.

日本のテレビアニメ業界を分析!

■アニメ作品を線でつないでみると
ウィキペディアのアニメ作品の情報に 勘と経験から科学的証明へは、制作スタッフの名前が載っています。これをもとに、同じ制作者がいるアニメ作品を線でつないでいくという作業を行いました。日本のアニメ作品の関連性を図で示すことが目的です。
■ビッグデータを読み解く
作品のトーンによっていくつかの集団ができると思いきや、結果を見るとほぼひとつの集団に。これにより、少数の制作スタッフがさまざまな作品に影響を与えていることがわかりました。これは身近な「ビッグデータ分析」の一例で、雑多な情報も、集めて整理し、わかりやすいように表現すると、意外な事実が見えてきます。
■勘と経験から科学的証明へ
このように、インターネットの大海原にはビッグデータという「宝の山」がたくさん眠っています。これをコンピュータなどを利用して加工し、新しい発見を導き出すのが「データサイエンス」です。世の中には、これまでなんとなく勘と経験で答えを出していることが多々あります。日本のテレビアニメの相関図や千葉県の企業の特徴など、ぼんやりとしかイメージできないことも、データサイエンスを使えば一目瞭然になるのです。あなたも、いま、世の中に求められているデータサイエンティストをめざしませんか?
学びの3ポイント
POINT 1
最新ツールや技法を使える
基本的なE x c e lから始めて、プログラミング言語や解析・可視化ツールなど、データサイエンスの分野で使われる最新のデータ分析技法を習得できます。
POINT 2
リアルデータ重視のゼミ活動
現実世界のリアルなデータを使って、みんなでワイワイ・ガヤガヤ分析を行います。ときにはアニメ作品のデータ分析をすることも…!
POINT 3
PCや数学を基礎から学ぶ
今まで「数学」や「コンピュータ」を本格的にやってこなかった人でも心配ありません。基礎から順を追って学んでいくので、深い知識がなくても大丈夫。

PIC UP 授業
シミュレーション
Ex c e lやプログラミングを用い、天気などの物理現象や少子化といった社会現象など、さまざまな現象をモデル化しシミュレーションを行います。これを何度も繰り返しながら、言葉で説明してもわかりにくいことを、一目見てわかるように可視化していきます。
Webデータサイエンス
まず受講者の皆さんにブログサイトを構築してもらいます。そこで、一人ひとりにコンテンツを作ってもらい、相互リンク(ブログとブログをつなぐ)を貼ってもらいます。これら一連の作業を終えたあとに、ブログのアクセスログの収集や分析、ネットワークの構造を分析します。
■めざす資格
数学検定/教職(数学)/ITパスポート
基本情報技術者/統計検定
など
■めざす進路
データサイエンティスト/数学教師
コンサルタント/システム開発
など
■卒業論文テーマ(例)
・国際陸上連盟のデータを使用した陸上選手の記録の可視化と分析
・日本の楽曲における歌詞に使用される単語のネットワーク分析
・写真投稿型SNS「Instagram」の特徴と、日本のポップカルチャーとの連携 ~アニメツーリズムの現状~
・Webサイトにおける即時的なデータ解析の活用
・ハニーポットを用いたアクセスログの収集と分析