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メディア文化研究室



情報を伝え、コミュニケーションの手段となるもの、それがメディアです。現代の多種多様なメディアについて、それらがどのように社会や文化と関わっているのか、どのような言葉で発信され表現されているのか、これらの視点から分析を行い、メディアの持つ意味について考えます。
マスメディア 異文化理解 日本語表現 社会調査
心理学 情報メディア コミュニケーション etc.

もうマンガの時代は終わった?

■マンガを読む時間は1日たったの2分!?
1 0 代から6 0 代の人たちが、どのように情報に触れているのかを調べてみました。すると、1 0 代の男女が1日でマンガを読む時間はたったの2 . 2 分であることが判明!これは、2 0 代の1 / 3の時間でしかありません。その代わり、スマートフォンやパソコンを使う時間は1 4 8 分で、
全世代の平均時間1 2 7 分よりも長いことがわかったのです。皆さんもそうですか?
■実はマンガって難しい?
マンガというと、「小説を読むより簡単」「絵がわかりやすい」と感じる人も多いのでは?でも実はマンガの読み方のルールは結構複雑です。コマを読む順序や、吹き出しと回想の違いなどが分からないと理解できません。なので、マンガを読まない子供たちも増えているのだとか。ひょっとしたらあなたもそうなのかな? でも、「日本のマンガ」が独特のカルチャーとして世界各国で取り上げられているのも、先ほどの読み方のルールに国による違いがあるからなんですよ。
■情報とメディアの関係を考えよう
ここまでマンガの例でお話ししましたが、世の中の情報がどんなメディアで、どのように発信されているのか。そしてそれがどのように受け入れられているのかを、私たちとメディア文化研究室で一緒に考えてみませんか?
学びの3ポイント
POINT 1
メディアを学び情報社会を研究
メディアという視点は、情報社会を理解するうえで重要な視点です。このメディアの特性を学び情報社会のなかに起きている問題を実践的に研究します。
POINT 2
英語で発信力を身につけよう
「コミュニケーション実践論」や「英米児童文学」などの授業を通じて、意志力や対話力、分析力や語学力を身につけ、英語での発信力向上をめざします。
POINT 3
「ことば」というメディアを考える
世の中のこと、自分たちのことを知るには「ことば」を使って伝える必要があります。この「ことば」というメディアを多様な角度から考え抜きます。

PIC UP 授業
マスメディア論
新聞・雑誌・テレビといったマスメディアは、W e b 社会でどのような働きをしているのか。この授業では自分が面白かったマンガを短い時間で紹介し、聞き手に読みたいと思わせる「マンガ・ビブリオバトル」という方法をもとに、マスメディアの働きを読み取ります。
新聞論
新聞というメディアは、噂話からネットメディアまでのメディアの要素をすべてのみ込んでいることを、新聞の歴史――特に規制・統制の面から――、組織、伝達、読者といった視点から解説することで明らかにしていきます。
■めざす資格
TOEIC
実用英語技能検定
など
■めざす進路
マス・メディア組織(テレビ局・新聞社・出版社)
ジャーナリスト/公務員
一般企業(営業・企画)/研究所
NPO・NGO職員
など
■卒業論文テーマ(例)
・マンガの実写化について
・わかりやすさとはなにか――『読売KODOMO新聞』を読んで 
・アイヌとライトノベル――文化・差別・エスニシティ――
・現代社会で加速した同一的集団の問題について