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令和元年度プロジェクト研究報告


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プロジェクト香取

【研究課題名】「佐原三菱館」の歴史に関する調査 ~「佐原三菱館」が示唆する、戦時下で実施された三菱銀行と第百銀行の吸収合併における背景と経緯に関する論考整理~
【研究代表者】堂下浩
【研究分担者】井関文一、長谷川純平(大学院総合情報学研究科・博士前期課程1年)
【連携先団体】香取市役所生活経済部市民協働課、香取市役所総務企画部企画政策課
【プロジェクトの目的】千葉県香取市にある歴史的建造物である佐原三菱館は1914(大正3)年に旧川崎銀行佐原支店として建てられた。川崎銀行が建設した建物は佐原三菱館に限らず、明治村にある本店の一部、そして現在の佐倉市立美術館(旧川崎銀行佐倉支店)など歴史的建造物として大切に保存されている。そこで今回、「謎の銀行」と称される川崎銀行の特質を理解するために、川崎銀行が建築した建物群の側面から川崎銀行の実像を調べる。

プロジェクト千葉・四街道

【研究課題名】地域と情報大のヒト・モノ・コトを記憶するWebサイト「ちばActive!」の開発・運用
【研究代表者】河野義広
【研究分担者】布広永示
【連携先団体】四街道市まちづくりプロジェクト実行委員会 四街道市経営企画部シティーセールス推進課
【プロジェクトの目的】本研究では、地域活動を通じた子ども達の主体的な学びの促進を目的とし、地域活動の仕組み作りや課題解決のためのシステム開発に取り組む。これにより、地域活動に参画する地域内外の人々の増加、並びに持続可能な地域活動の実現を目指す。
【研究課題名】地域在住者の生活・健康の実態と健康支援に関する研究
【研究代表者】豊増佳子
【研究分担者】川口孝泰、吉岡洋治、葛西好美、大石朋子、伊藤嘉章
【連携先団体】千葉市A区役所地域振興課地域づくり支援室、千葉市地域包括支援センター
【プロジェクトの目的】本年度の目的は、地域在住者の生活・健康の実態に対する健康支援方法に関する3年間の調査研究を踏襲することである。連携先へ結果の報告や提案を行い、相互連携の充実・強化を図り、最終的に、この研究プロセスにおいて地域連携を図ることによる地域貢献を目指す。地域における健康支援に関する研究としてさらに進化させ、地域における生活・健康支援と地域連携の在り方ついて情報の観点から探究する。
【研究課題名】千葉市若葉区在住高齢者への「動きの能力」学習プログラム導入による健康増進効果の検証
【研究代表者】吉武幸恵
【研究分担者】林美佐、山口宏紀・香西洋・三宅康彦(都賀の台支え合い活動委員会)
【連携先団体】千葉市若葉区都賀の台自治会 都賀の台支え合い活動委員会
【プロジェクトの目的】本研究の目的は、①動きの能力に関する学習プログラム「キネステティクス®」の習得による、高齢者の健康増進への効果を検証すること、②高齢者が集団で学習プログラムに参加することによる「共に学ぶ」、「学びを他者に伝える」体験が心身の健康に及ぼす効果を検証することである。
【研究課題名】中学生の職業体験における大学の研究室訪問 ~千葉市教育委員会と連携で行うキャリア教育の構築~
【研究代表者】原田恵理子
【研究分担者】田邊昭雄、吉武幸恵、鶴岡克彦・豊川ますみ(千葉市教育委員会)
【連携先団体】千葉市教育委員会指導課
【プロジェクトの目的】職場体験は、時代の変化を理解した職業の創造と選択、キャリア発達の形成を重視した内容が重要になる。しかし、従来の職場体験は、体験先の偏り、体験内容の課題等が指摘され、新たな職場体験の検討が急務である。そこで本研究は、職場体験を包括した職業体験として、キャリア教育の視点からキャリアプランニングに焦点化した職場体験を実施し、その効果の検証を通してプログラム開発に向けた知見を得ることを目的とする。

プロジェクト佐倉

【研究課題名】佐倉市における地域資源の発掘と地図化(佐倉市グリーンインフラ・マップの作成)
【研究代表者】原慶太郎
【研究分担者】ケビン・ショート、朴 鍾杰、安岡広志、中野雄貴(大学院総合情報学研究科・博士前期課程2年)、奈良侑樹(大学院総合情報学研究科・博士前期課程1年)
【連携先団体】佐倉市役所環境政策課、佐倉市役所企画政策課
【プロジェクトの目的】本学と佐倉市は平成26年度に包括的連携協定を締結し、協定に基づいたプロジェクトとして、佐倉市の地域資源に関する調査を実施してきた。平成30年度から、地域資源のうち緑地や水域をグリーンインフラとして位置付け、社会の持続可能性と回復性(レジリエンス)を高める取り組みについて、調査・研究を進めているが、2019年度は、気候緩和機能と洪水防止機能に関するマップ化を検討し、グリーンインフラ・マップを試行的に作成した。

地域連携協定を締結する自治体及び社会貢献を目的とする新規に実施する研究プロジェクト

【研究課題名】地域活性化に貢献するPV制作
【研究代表者】藤田修平
【研究分担者】浅川順、八重樫祥(総合情報学部 総合情報学科3年)
【連携先団体】千葉市 経済農政局 経済部 観光プロモーション課、千葉市若葉区 地域振興課地域づくり支援室
【プロジェクトの目的】東京から電車やバスを使えば、1時間(半)程度で着き、気軽に里山の自然を楽しむことのできる場所として、また「グリーンツーリズム」というキーワードを通して、千葉市若葉区の魅力を若い世代に訴えるプロモーションビデオ(PV)を制作し、千葉市のウェブだけでなく、様々なイベント会場で放映してもらうことを目的とする。
【研究課題名】第4次尾瀬総合学術調査研究(調査データ一般公開用バーチャル・ミュージアムの構築)
【研究代表者】浅川順
【研究分担者】藤田修平
【連携先団体】第4次尾瀬総合学術調査団 基礎研究部会、公益財団法人尾瀬保護財団 基礎研究事務局 企画課
【プロジェクトの目的】平成29年度から平成31年度までの3年間の計画で第4次尾瀬総合学術調査が行なわれている。この学術調査で得られたデータを広く公開し、今後の学術貢献並びに社会へ還元すること。尾瀬の自然を求める入山者の増加につながるPR活動の強化を目的とした。
【研究課題名】地域包括支援センターにおける専門職によるアセスメントの現状把握をふまえた一般住民のためのセルフモニタリングツールの開発
【研究代表者】井坂智子
【研究分担者】市川香織、葛西好美、鈴木明子、時田礼子、八代裕美子(四街道市地域包括支援センター・保健師)
【連携先団体】社会福祉法人四街道市社会福祉協議会 四街道市地域包括支援センター
【プロジェクトの目的】本研究の目的は、「基本チェックリスト」を用いて一般介護予防事業者(以下、利用者)の状況を把握する専門職のアセスメントの実態を明らかにし、専門職ならではのアセスメントの過程や判断の根拠を加味したセルフモニタリングツールを作成することである。そして、作成したセルフモニタリングツールが、利用者にとって自らの健康状態を把握し維持できることに寄与するか検証していく過程において地域連携を図るものである。
【研究課題名】認知症高齢者に携わる警察官の対応スキルの実態 ~警察官および当事者・家族の双方の視座から~
【研究代表者】大山一志
【研究分担者】成松玉委、宮野公惠、岸田るみ、藤井博英、柏葉英美(岩手県立大学 社会福祉学部・准教授)
【連携先団体】岩手県盛岡東警察署、岩手県盛岡西警察署、秋田県横手警察署
【プロジェクトの目的】我が国の認知症高齢者数は年々増加の一途を辿っている。同時に、認知症に伴う免許返納や行方不明、近隣トラブル等、警察官が携わる案件も増加している。認知症は、その関わり方一つによって、症状が大きく影響を受ける疾患である。しかしながら、すべての警察官が認知症高齢者への関わり方を理解し、適切に対応できているわけではなく、警察官の認知症高齢者の対応スキルの向上は喫緊の課題となっている。そこで本研究では、警察官および当事者・家族の双方の視座から警察官の認知症高齢者対応実態を明らかとすることとした。

先端的分野探索のための研究

【研究課題名】動作情報の収集に基づく演奏動作と楽器演奏の巧拙との関連性調査
【研究代表者】西村明
【研究分担者】小出英範(大学院総合情報学研究科・博士後期課程1年)
【プロジェクトの目的】従来楽器の演奏の習得には相応の練習や訓練が必要である。演奏インターフェースの自由度が高い電子楽器にも指導者が少ないなどの問題点がある。従来楽器や新しい演奏インターフェースの電子楽器を対象として、各種センサ(モーションキャプチャなど)で取得した演奏動作データと録音した演奏音から得た時系列データから特徴量を抽出する。それらの特徴量を分析、比較することで演奏動作と楽器演奏の巧拙に関連があるかを調べる。
【研究課題名】墜落しないFlying Taxi開発のための新しいドローン(マルチコプタ)の構造開発研究
【研究代表者】鈴木英男
【研究分担者】早稲田篤志、花田真樹
【プロジェクトの目的】ドバイ、シンガポール、中国、米国などで Flying Taxi (空飛ぶタクシー)の実用化実験が始まっている。しかしながら、そこで採用されるフレームについては、実は故障時の安全性を考慮していないものが多い。そこで本研究では、3つのYaw軸制御方法に着目し、従来にないプロペラ回転方向の組合せによるマルチコプタの実験を行った。その結果として、プロペラが故障しても飛行できる新しいクアッドコプタとオクトコプタを提案する。
【研究課題名】UAVによる農作物の判別と生育状況把握(UAVによるスマート農業への基礎研究)
【研究代表者】朴 鍾杰
【研究分担者】平山英毅(大学院総合情報学研究科・博士後期課程3年)、王 剣南(大学院総合情報学研究科・博士前期課程1年)、吉池美緒(総合情報学部 総合情報学科・3年)
【プロジェクトの目的】農作物の光合成活動を調べるには高価なドローン搭載用近赤外域カメラが必要になる。また、輝度補正も大変であるため現地で正確な植生指数(NDVI)を求めることは困難である。そこで、本研究では安価なディジタルカメラ搭載ドローンを用いて水田の稲の生育状況を調べるための指数について研究を行った。
【研究課題名】プログラムモニタリングシステムおよび視覚化によるプログラミング教育の改善
【研究代表者】大城正典
【研究分担者】永井保夫
【プロジェクトの目的】プログラミング教育をサポートするための視覚化システムの開発・研究をすすめ,授業などで活用して本学のプログラミング教育に寄与することを第一の目標とする。また学生の進捗度や理解度をリアルタイムにモニタリングするシステムを構築し,上記の視覚化システムを利用した演習やアクティブラーニング手法に使用し,各学生の演習進捗・弱点の解析・アクティブラーニングの運用・最適化などに利用することが第二の目標である。
【研究課題名】企業・団体の認知症サポーターに対する業種の特性を考慮したステップアップ講座の考案
【研究代表者】宮野公惠
【研究分担者】大山一志、成松玉委、内田治、藤井博英、柏葉英美(岩手県立大学 社会福祉学部・准教授)
【プロジェクトの目的】平成30年度総研プロジェクト研究において、企業・団体の認知症サポーター活動の実際として新聞販売員による認知症高齢者への支援について調査した結果、業種の特性に応じたステップアップ講座が必要であることの示唆を得た。そこで本研究では、既に独自のステップアップ講座を実施して効果を得ている自治体を対象にインタビュー調査を行い、業種の特性に応じたステップアップ講座に必要な教育内容を抽出することを目的とした。