グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



大学院生が自然環境復元学会第24回全国大会において若手優秀発表賞を受賞しました。


ホーム >  What's New >  大学院生が自然環境復元学会第24回全国大会において若手優秀発表賞を受賞しました。

2024年2月16日(金)に日本大学理工学部で開催された、自然環境復元学会 第24回全国大会において本学大学院 環境情報研究室の田畠斗夢さんが若手優秀発表賞を受賞しました。

「自然環境復元学会」は、自然環境の復元に関する諸問題についてアカデミックで活発な討議・研究を学際的にできる場です。調査・討議・研究活動を通じて、「自然環境復元学」の確立のため、様々な立場からの理論的・実証的研究の場を開設すると共に、自然環境復元の立場から解決策の提案することを目的にした学会です。

■発表者
田畠斗夢

■発表演題
「津波撹乱跡地における人為改変程度に着目した植物の潜在的分布域の変化」

■発表概要
東日本大震災の津波跡地における植生調査結果と、近赤外帯を含むドローン画像や標高などの環境要因を用いて、津波から1年後に内陸側に限定されていた帰化種の潜在分布域が、9年後にはより海側の盛土上に拡大していることを地図化しました。
丘陵地由来の土砂による盛土が帰化種の定着適地になったことを、機械学習を用いて可視化した点が学会から高く評価されました。

今回、田畠さんが受賞した「若手優秀発表賞」は、発表した35歳以下の若手発表者中で、最も優秀な発表に贈られるものです。