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心理学研究室




心を科学的に理解し、人間関係や心の問題解消を支援
ヒトの心や行動に関するあらゆる事柄を解明し、その結果を社会に活かすのが心理学です。
心理学研究室では、実験や調査を行いそのデータを統計的に分析することで、心の働きを調べています。
また、心理学的な理論や技法によって、メンタルヘルスや人間関係の困り事など、心と行動に関するトラブルを解消するための心理テストやカウンセリング技法を、データ分析とともに学びます。



学びのキーワード

メンタルヘルス

心理テストのデータをもとに行動特性などを解析し、良好な自己イメージやメンタルヘルス、前向きな行動のための心理支援方法や、人間関係を良好にする方法を研究しています。

データ分析

アンケート調査は、個人や社会の心理的な課題を浮き彫りにします。そこで、アンケート調査や心理テストの手法を研究し、データを解析、可視化することで、課題の本質に迫ります。

コミュニケーション

高齢者施設にコミュニケーションロボットを導入し、AIで利用者の表情を分析しました。ロボットによって利用者の笑顔の頻度が高まり不快を示す表情が低下したことから、導入の効果が確認されました。

その他のキーワード


心理テスト、実験、統計、カウンセリングetc.

学びの3ポイント

POINT1

心を実験や調査で科学する

心は目で見ることも触れることもできません。そこで心理学では、心を科学的にとらえます。そのために、アンケート用紙の作成法、データ収集や解析方法などを学びます。

POINT2

心のトラブルもデータで解決

カウンセリング技術や心理アセスメント法を学びます。たとえば心理テストを用いて心理特性、行動パターン、パーソナリティを検出し、相談者への心理支援を考えます。

POINT3

心の仕組みを知れば日常が変わる

心理学は、コミュニケーションの方法、ゲームの楽しさ、ビジネスでのやり取り、システムの使いやすさなど、日常の営みをデータで分析し改善提案することができます。

担当教員 研究テーマ

● 山口 豊 教授
良好なメンタルヘルスや人間関係、良好な身体の健康を維持していくための心理支援法、ヘルス・ケア方法を研究
● 小早川 睦貴 准教授
情動と行動選択の関係、身振りや道具使用の仕組み、脳の働きからみた心の機能の解明

研究内容例

人の感情と行動を解き明かす心理学は人間情報学

小早川 睦貴 准教授
大切にしているものは「ゆとり」で、好きな言葉は「マジックアワー」です。

人の心をデータ化するという意味で、情報が重要な意味を持つ心理学。この分野で現在研究が進められているのが機械と人間のコミュニケーションです。そこで私の研究室では介護施設を利用する方々がロボットと交流することで、どのような感情的影響が生じるのかを調査しています。両者の間に何らかの心のやり取りがあるのなら、そこに心理学の知見や方法論が活かされると考えています。このように心理学とは人の感情が果たす役割を解き明かす、人間情報学ともいえます。情報に「情」という漢字が含まれているのも、何かの縁かもしれません。

研究室コラムもあわせてチェック


卒業論文テーマ例

  • 入浴剤の違いによるリラックス効果
  • 描画法を用いた心理支援効果について
  • カラーブリージングを用いた心理支援効果に関する研究
  • 心理特性とスポーツパフォーマンスの関連
  • 恋愛依存と自己イメージの関連
  • BGMが購買意欲に及ぼす影響

目指す資格・進路

資格

  • 認定心理士
  • 心理相談員
  • ※両資格とも放送大学の科目履修を必要とします

進路

  • 公務員
  • 福祉施設
  • 民間企業(マーケティング、リサーチング、営業、開発など)
  • カウンセラー
  • 大学院・研究者

データサイエンス基盤研究室

生命・環境科学研究室