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学長メッセージ


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布広永示学長メッセージ
「あなたは何ができますか?」 自分の強みを確立する学び

 未来を切り拓く、そのためには自分の強みを確立することが重要になります。就職活動の面接時、これまでは「入社後、あなたは当社で何がしたいですか?」と質問する企業が多くありました。しかし最近では「あなたは何ができますか?」「あなたの強みは何ですか?」などと、具体的な能力や資質を問われる傾向があります。このような質問に対しても、自信をもって答えられる学生を育成することをめざしています。
 総合情報学部においては、社会や企業のニーズを踏まえ、知能情報・システムデザイン・ネットワーク・情報セキュリティ・IoT・ゲーム・データサイエンス・情報メディアなどに係る研究分野を取り組んだ新学系「情報システム学系・データサイエンス学系・情報メディア学系」をスタートさせ、将来的には産学連携を踏まえてメタバースやDXなど、今後のデジタル社会を先駆ける教育を視野に入れています。
 看護学部においても社会的な要請に応じた教育に力を入れています。超高齢社会の日本では、これまで以上に高齢者をサポートする仕組みが必要になり、その基盤として地域包括ケアシステムに注目が集まっています。この体制の確立のためにも、在宅医療やオンライン診療など、ICTを活用できる看護師の育成をテーマに掲げています。
 情報分野も医療・看護分野においても、さまざまなデータを利活用することが重要になります。データは一見すると単なる文字や数値の羅列ですが、データがもつ意味を見出すことで新しい価値や可能性が生まれます。データの正しさやその意味に気づける”数勘”を養いながら、未来を切り拓く自分だけの強みを伸ばしてもらいたいと願っています。

東京情報大学 学長 布広永示