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藤田修平


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研究分野
映像

所属学会
日本映画学会 
日本映像学会

e-mail

所属 社会情報学系/映像・音響研究室 職名 准教授
研究テーマ 映像制作 映画学

メッセージ

ドキュメンタリーだけでなく、フィクションや実験的な作品であっても、社会と関わり、そこで発見したこと、考えたこと、感じたことを表現することで自らの世界が拡がっていきます。また、ドキュメンタリーの場合、時間をかけて、時には寄り道をしながら、映像を積み重ねていくことには旅をするような楽しさがあります。(知識も増えていくので、その過程は決して無駄にならないです。)これまで(空港を利用するぐらいで)千葉県や千葉市とはあまり縁がなかったので、皆さんと一緒に大学周辺の地域を探ってみたいと思っています。

大切にしているものは?

これまでに撮影したテープやフィルム。防湿庫の中で静かに眠っています。

研究内容

これまで台湾で映像制作に取り組んできました。台湾は言語や文化には多様性があり、その風景には歴史的、文化的、社会的な層が入り組んでいて、そこには日本の植民地としての歴史もあります。日本では「戦後」という言葉で平和と経済的な繁栄を思い浮かべますが、台湾ではその「戦後」に新たな恐怖政治が始まり、40年にも及ぶ戒厳令を経て、ようやく民主化が実現したのでした。こうしたなかで抑圧されてきた過去の歴史、ただ日本との関係においては必ずしも肯定できるわけでもない歴史、を扱ってきました。

また、近年は学術的な研究にも取り組んでいます。デジタル化とネットワーク化の進展によって、21世紀に入ってからミニシアターが次々と閉館に追い込まれ、(映画史の中心にあった)「作家の映画」がかつての影響力を失った一方で、ドキュメンタリーの人気が高まりました。(そこではこれまでとは違う形でドキュメンタリーが受容されているようにも思われます。)こうした変化の背景を探りながら、過去の映画史にも目を向けています。例えば、映画を「映画館において暗闇のなかで匿名の他者を一緒に観る」メディアとしてではなく、(上映前後の)明るい光の下で人と人が出会う場を作るメディアとして捉えれば、異なる映画史が浮上し、現在の現象を探る上で参考になるかもしれません。こうした視点で映画祭や自主上映運動の調査・研究を行っています。

発表・著書など

論文・著書など

主要作品に『寧静夏日』(QUIET SUMMER、監督、90分、2005年)[釜山国際映画祭などに出品]、『緑の海平線』(SHONENKO, 共同製作/制作、60分)[文化庁映画賞文化記録映画部門大賞などを受賞]、『軍教男兒』(Suspended Duty, 共同製作/制作、46分、2010年)[新聞局金穂賞最優秀ドキュメンタリー映画賞(台湾)などを受賞]、『路上の跡形』(写真展、ニコンサロン、2011年)。論文として「ポール・ストランドの写真と映画-抽象化とリアリズムをめぐって」加藤幹郎監修、杉野健太郎編著『映画学叢書 映画のなかの社会/社会のなかの映画』[ミネルヴァ書房、2011年]所収、「自伝的ドキュメンタリーと絵画における『自己』と国民」山中俊治・脇田玲・田中浩也編著『X-Design』[慶應義塾大学出版、2012年]所収などがある。

学位・研究業績等

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