研究分野
理論言語学
英語学(特に統語論、意味論)
所属学会
日本英語学会
日本言語学会
理論言語学
英語学(特に統語論、意味論)
所属学会
日本英語学会
日本言語学会
所属 | 総合情報学部 | 職名 | 助教 |
研究テーマ | 比較統語論、Aバー移動構文、移動のコピーの顕在化など |
メッセージ
英語科目担当教員です。出身は東京都葛飾区です。大学院修了後、数年間各地で教鞭をとり、2021年4月より本学に赴任しました。専門は理論言語学と呼ばれる領域で、これをいささか乱暴に説明してしまうと、当たり前に使用している言語現象に対し、理論に沿う形で仮説を立てながらそのメカニズムを説明することを生業としています。
英語の授業の際に心掛けていることとしては、単なる知識の伝達にとどまらず、なぜそうなるのかという理屈を明確にしつつ客観的な説明をすることです。とはいえ、がちがちに理屈だけを重視しても語学の習得は上手くいかないのも(誰もが経験する挫折でと思いますが...)明らかです。そこで担当科目では、理論に沿ったインプットと適切かつ十分な分量のアウトプットを担保し、学習成果がきちんと実感できる授業運営を心掛けたいと思います。
英語の授業の際に心掛けていることとしては、単なる知識の伝達にとどまらず、なぜそうなるのかという理屈を明確にしつつ客観的な説明をすることです。とはいえ、がちがちに理屈だけを重視しても語学の習得は上手くいかないのも(誰もが経験する挫折でと思いますが...)明らかです。そこで担当科目では、理論に沿ったインプットと適切かつ十分な分量のアウトプットを担保し、学習成果がきちんと実感できる授業運営を心掛けたいと思います。
現在の専門へ進むきっかけは?
大学に入学した頃を振り返ると、「語学を深く学びたい」というシンプルかつ漠然とした思いを抱きながら文学部英米文学科に入学したことを覚えています。初めて体験する英米文学の専門的な講義は、作品を通じて多くの賢人たちの声に耳を傾けるという極めて高尚な行為であると同時に、自分にとっては少しロマンチック過ぎる学問だなと当惑することもしばしばでした。では、通訳・翻訳といったコミュニケーション学についてはどうだったかというと、センシティブな自分にとっては華やか過ぎて向いてない学問だと自分自身に見切りを付けてしまったことを覚えています。
なんだかこんな言い方をすると消去法的に現在の専門を選択したような印象を与えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。博士の学位取得までご指導頂き、今でも大変お世話になっている恩師の英語学の講義に大きく刺激されたことがとにもかくにも自身の研究者としてのキャリアを築く最初のきっかけになったと思います。自身の拠って立つ理論的基盤をしっかりと持ち、独創的なアイデアを提案する姿勢は自身がキャリアを終えるまでにいつか身につけたい目標の一つです。大学で過ごす四年間は出会いの連続です。それが「人」なのか「知識」なのか「人生を変える一冊」なのかはわかりませんが、そんな出会いが皆さんの大学生活にあることを願いつつ、そのお手伝いが何かしらの形でできればと思っています。
なんだかこんな言い方をすると消去法的に現在の専門を選択したような印象を与えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。博士の学位取得までご指導頂き、今でも大変お世話になっている恩師の英語学の講義に大きく刺激されたことがとにもかくにも自身の研究者としてのキャリアを築く最初のきっかけになったと思います。自身の拠って立つ理論的基盤をしっかりと持ち、独創的なアイデアを提案する姿勢は自身がキャリアを終えるまでにいつか身につけたい目標の一つです。大学で過ごす四年間は出会いの連続です。それが「人」なのか「知識」なのか「人生を変える一冊」なのかはわかりませんが、そんな出会いが皆さんの大学生活にあることを願いつつ、そのお手伝いが何かしらの形でできればと思っています。
研究内容
(1)英語と日本語を中心とした統語論・意味論研究
(2)関係節を中心としたAバー移動構文の統語論・意味論
(3)移動のコピー理論と統語体コピーの顕在化のメカニズムについて
(2)関係節を中心としたAバー移動構文の統語論・意味論
(3)移動のコピー理論と統語体コピーの顕在化のメカニズムについて
発表・著書等
学会発表・講演など
(1)髙橋洋平 (2017) 「イディオム断片DPの関係節化における補文標識とwh関係代名詞の選択について:部分格付与による統一的説明」
第154回日本言語学会大会口頭研究発表(於首都大学東京)
第154回日本言語学会大会口頭研究発表(於首都大学東京)
論文・著書など
(1)「空所欠落関係節の移動分析」(江頭他(2015)『より良き代案を絶えず求めて(開拓社)』に収録、404-412ページ)髙橋洋平 (2015)*査読付き
(2)「Good Reasons」(Gutzmann and Gärtner (2013) Beyond Expressives: Explorations in Use-Conditional Meaning (Brill)に収録、201-229ページ)McCready, E and Y.Takahashi (2013) *査読付き
(3)A DP Movement Approach to Relativization from VP Idioms: Toward a Unified Approach, English Linguistics 34-2, 348-365.(日本英語学会)Takahashi Yohei (2018)
(4)「主要部内在型関係節の可視的移動分析」、『KLS』第32巻、145-155.(関西言語学会)髙橋洋平 (2012)
(2)「Good Reasons」(Gutzmann and Gärtner (2013) Beyond Expressives: Explorations in Use-Conditional Meaning (Brill)に収録、201-229ページ)McCready, E and Y.Takahashi (2013) *査読付き
(3)A DP Movement Approach to Relativization from VP Idioms: Toward a Unified Approach, English Linguistics 34-2, 348-365.(日本英語学会)Takahashi Yohei (2018)
(4)「主要部内在型関係節の可視的移動分析」、『KLS』第32巻、145-155.(関西言語学会)髙橋洋平 (2012)
学位・研究業績等
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