総合病院
赤ちゃんの成長とご家族の笑顔のために
東京女子医科大学 八千代医療センター
伊藤咲南
2023年 看護学部卒業
千葉県立匝瑳高等学校 出身
今につながる基礎看護や母性看護の学び
産婦人科を舞台にしたドラマの影響から、新生児看護に興味をもち、大学時代は母性看護などの学びを深めました。1年次の「基礎看護学」の授業によって、基礎的な技術だけではなく、看護師としての身だしなみや、患者さんの情報を分析するアセスメント能力を身につけ、実習では患者さんだけでなく、ご家族との関わり方などを学べたことは、八千代医療センターのNICU(新生児集中治療室)に勤務する今に活きています。
当センターは、切迫流早産や多胎妊娠(双子や三つ子)などの妊婦さんや新生児に対する医療を提供。その中で私は早く生まれた赤ちゃんに対して、子宮内にいた時の姿勢に近づけるポジショニング調整や器内温度調整などを行っています。新しい家族になった赤ちゃんを迎え入れるお母さんやお父さんに対する家族看護にも力を入れています。すくすく成長する赤ちゃんの姿や、退院時のご家族の笑顔を見た時に、この仕事に携われて良かったとひしひしと実感します。
2023年 看護学部卒業
千葉県立匝瑳高等学校 出身
今につながる基礎看護や母性看護の学び
産婦人科を舞台にしたドラマの影響から、新生児看護に興味をもち、大学時代は母性看護などの学びを深めました。1年次の「基礎看護学」の授業によって、基礎的な技術だけではなく、看護師としての身だしなみや、患者さんの情報を分析するアセスメント能力を身につけ、実習では患者さんだけでなく、ご家族との関わり方などを学べたことは、八千代医療センターのNICU(新生児集中治療室)に勤務する今に活きています。
当センターは、切迫流早産や多胎妊娠(双子や三つ子)などの妊婦さんや新生児に対する医療を提供。その中で私は早く生まれた赤ちゃんに対して、子宮内にいた時の姿勢に近づけるポジショニング調整や器内温度調整などを行っています。新しい家族になった赤ちゃんを迎え入れるお母さんやお父さんに対する家族看護にも力を入れています。すくすく成長する赤ちゃんの姿や、退院時のご家族の笑顔を見た時に、この仕事に携われて良かったとひしひしと実感します。
24時間、目の離せない新生児の看護。その中ですくすくと成長する赤ちゃんの姿に、心をゆさぶられます。
08:30 出勤、患者さんの見回り、注意点の確認など
09:00 赤ちゃんのケア、沐浴、おむつ交換、バイタルチェック
11:00 ミルクの注入
12:00 昼休憩
13:00 面会時間に、ご家族への育児支援ケア講習
14:00 ミルク注入、ご家族との面談など
16:00 記録、入力作業
16:30 夜勤との引き継ぎ
17:00 退勤
情報大を選んだ理由
“看護×情報”の組み合わせに興味をもったことが一番の理由です。看護について右も左も分からない中で入学し不安や焦りもありましたが、ベットメイキングや清拭、食事介助などの基礎技術を段階的に学べたことで、自信が育まれていきました。また、医療の現場では電子カルテルが一般的になっています。そのため、授業で個人情報の取り扱い方など情報モラルを身につけられたことは、現場で働く際の下地になっています。
大学時代の思い出
友だちと一緒に頑張った国家試験の勉強時間は、大切な思い出です。大学構内には学習スペースが多くあるため、気分を変えるために学習場所を変えながら勉強に取り組みました。勉強をしていると先生方が声をかけてくださり、試験への励みに。勉学とともに、東北の被災地ボランティア活動に参加したことも記憶に残っています。被災者への支援として足浴などを行いながら、交流を深めたことは、看護の現場でも重要な人と人とのつながりを実感する良い機会になりました。